防犯カメラを更新してみました。
以前記事でも紹介したICAMI CA-850C-R から GENBOLT GB209K に変更しました。
特に不調だったわけではないのですが、使用していると不満点も出てくるものです。
1つは夜間の画質があまりよくない事。
暗視に切り替わった後の画像がどうもボケているのが気になりました。
次に音声録音ができない事。
当時は普通だったと思うのですが、最近はほとんどのカメラで音声付きで撮れることが普通になってきました。
前回の魚眼レンズのカメラは比較的音が良く、買ってよかったこともあり、音声付きカメラに更新することにしました。
もう一つ、データ量が多い事。
高画質に設定すると、どうもネットワークが不安定になります。
もう少しデータを圧縮して、かつ高画質なカメラに替えたいと思いました。
5GHz対応とAI人体検知が魅力!
ということで今回購入したカメラはこちらです。
GENBOLTのGB209Kです。
ザックリとスペックを書いてみます。
解像度は200万画素で、最近では標準クラスの解像度だと思います。
128GBのメモリーカード対応で、暗視や防水対応など、この辺も標準的な仕様を満たしていると言えます。
カラー暗視機能も備えておりセンサーライト的な運用もできます。
そして特徴的といえる部分としては、2.4G/5GHzデュアルバンド対応と、AIによる人体検知機能を備えている点です。
5GHz対応の防犯カメラはなかなか無いのではないでしょか。
我が家の環境だと5GHzの方が安定するようなので通信の安定に期待します。
画素数は500万画素のカメラも増えてきましたが、今の環境ではオーバースペックなので、今は200万画素で環境構築したいと思います。
そして期待のAIによる人体検知です。
木の葉の揺れや雨などによる誤検知を減らし、人の動きを高精度で検知し警報を発する機能だそうでこちらも期待したいところです。
GENBOLT防犯カメラをセットアップ
それではセットアップしていきます。
取扱説明書は丁寧な説明で解りやすいのではないでしょうか。
中綴じ冊子の前半は英語で後半は日本語の説明書となっています。
ただ、説明書のQRコードでアプリをダウンロードしようとすると、「アイテムは見つかりませんでした」と表示されてしまいます。
GENBOLTのサイトから直接ダウンロードするのが良いと思います。
ここではスマホ用アプリ「GENBOLT CAM」をダウンロードしインストールしておきます。
本体をセットアップ
アンテナを取り付け、メモリーカードを挿入します。
今回はSanDiskの
高耐久 ドライブレコーダー アクションカメラ対応 microSDXC 128GB SDSQQNR-128G
を使用しました。
こういったドラレコ用など高耐久を謳うメモリーカードは速度よりも耐久性を重視した設計になっているので、できるだけこういったメモリーカードを使用することをお勧めします。
カバーを開けてMicroSDカードをセットします。
カバー部分にはマイクとスピーカーが付いています。
この部分から内部を見ることができます。
そういえば以前、2本アンテナの付いたカメラを買ったのですが、中を開けたら1本がダミーだったことがありましたが、この製品はちゃんとしたもののようです。(それが当たり前ですが)
メモリーカードを入れたらカバーを閉めて電源を接続します。
次にスマホアプリの設定をしていきます。
GENBOLT CAMをセットアップ
この「GENBOLT CAM」ですが、ほとんどCamHiと設定方法や操作は一緒で、若干GENBOLTカメラの機能、例えば人体検知などカスタマイズされているようです。
ですので以前アップした記事「スマホアプリCamHiで防犯カメラに接続するための設定方法 」の方法で設定できます。
GENBOLTカメラを設置する
セットアップが終わったので設置します。
今回は今まで使っていた土台をそのまま使います。
映像検証
取り付け作業中、ちょうどお仕事をされている方がいましたので、AI人体検知の機能を確認してみました。
黄色いフレームが人物に追従して移動しているので、人を検知していることが確認できます。
Wi-Fiは5GHzで接続していますが、画像もスムースに再生されます。
夜間の画像を見てみます。
気になっていた夜間の画像の違いはあるでしょうか。
2枚並べてみます。
上が今回のGENBOLTカメラ。
下が以前のICAMIカメラです。
クリックで拡大できます。
どうでしょうか?
以前のカメラと比べるとGENBOLTカメラはエッジが利いた画像です。
生垣の葉や玄関回りなどで分かりやすいのではないでしょうか。
またコントラストも自然に抑えられています。
下の画像では交差点のブロック塀は白飛びしていて、画面右側は黒くつぶれています。
結果、以上の点から夜間の画像は改善されたと思いますので、更新の成果はありました。
もう一つ画像検証します。
「スマートカラー暗視撮影」です。
人物センサーと連動してLED発光し夜間でもカラー撮影する機能です。
ライトが点いた状態です。
映像を確認していたところ、偶然不審な人物が自宅周辺をうろついているところを見つけてしまいました。
見覚えのあるシルエットの人物だなと思い家族にも確認したところ、近所でよく見かける人物のようです。
とても特徴的な出で立ちで、自転車で移動しながら自動販売機のつり銭口を漁って回っているのを見かけます。
この人物が何をしていたのか分かりません。
ですが先日も近所で窃盗があり、警察の方から防犯カメラの映像の提供をお願いされたばかりなので、戸締りなどしっかり確認したいと思います。
意外な映像も撮れてしまったのですが、カラー暗視の性能も確認いただけたと思います。
唯一残念な点が・・・
さて、ここまで映像に関しては納得の性能なのですが、一つだけ残念な点があります。
それは、マイク性能が低い事です。
風切り音がひどく、音の拾いも悪いです。
とりあえず無いよりいいレベルです。
唯一この点だけが不満です。
Luowice V180のマイク性能はやっぱり良かったんだなと思いました。
マイク性能を売りにした防犯カメラが出たら欲しいかも。
不満な点はありましたが、全体的にはなかなかいい防犯カメラだと思います。
NVRとの相性も悪くないので、これから活用していきたいと思います。
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