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CamHiで防犯カメラをセットアップするぞ ICAMI CA-850C-R

我が家にはAHDタイプの防犯カメラがついているのですが、最近のネットワークカメラはどういうものなのか興味があったので買ってみました。

SDカードへの録画機能はありませんが、フルHD画質で動体検知やメール通知機能があります。
今回録画はNVRに記録するので録画機能はなくてもOKです。

SDカードへの録画機能付き200万画素カメラだとこの辺でしょうか。



今回用意したカメラはIPカメラですので、PC、スマホの専用アプリで映像の確認ができます。

造りも金属ボディでしっかりしています。
取扱説明書は日本語ですが・・・所々アヤシイです。
アプリの写真や表示もなんか実際と違うとかありますが、それでも大筋はつかめるので助かります。

早速設定していきます。
最初に言ってしまいますと、少々てこずりました(笑)

まず説明書を見て専用スマホアプリ CamHiをダウンロードします。
なんかもう・・・スマホありきが前提でスマホが無いと設定すらできない時代なんですねぇ・・・
ほとんどの方が持っているので問題ないと思いますけど。
ダウンロードはQRコードでアクセスできるので簡単です。

次にアンテナを取り付け、電源をつなぎます。
カメラから出ているケーブルは3本あり、電源、有線LAN、そしてもう一本謎の線が・・・?
実はこれフタを開けるとリセットスイッチが付いています。

押すと初期状態になります。
後で何度も押す事になりますが・・・
有線LANは今回使いません。

電源をつなぎ、30秒ほどでカメラが起動すると、アクセスポイントモードになっているので、スマホのWiFi設定でカメラにアクセスして接続します。

先ほどダウンロードしたCamHiで取説に沿ってメニューを進んでいくとカメラ映像が見れるようになり、各種設定もできるようになります。
(検証後記事を書いているので初期状態と若干手順が違うかもしれません。)

⇒クリックしてカメラ追加
⇒LAN内スキャン

⇒完成

カメラが追加されました。

追加されたカメラボタンを押すと映像が見れるようになります。

ここまでは比較的サクサク進むのではないでしょうか。

さて、カメラにアクセスできたので今度はこのカメラをホームネットワークに接続します。
今現在スマホはカメラに直接アクセスしているので、カメラの近くにいなければ映像が見れません。ですのでインターネットにつながったホームネットワークにカメラを接続し、インターネットやホームネットワークからアクセスできるように設定を変更します。

通常ですと説明書通りWiFi設定へと進むのですが、一つ確認しておきたいことがあります。
私はこの段階で悩みましたので書いておきます。

確認しておきたい事とはホームネットワークのローカルIPアドレスとカメラのIPアドレスです。
注意しなくてはならないのはカメラのIPアドレスが初期設定では固定になっていることです。

私の場合は192.168.1.88となっていました。
しかし我が家のローカルアドレスは192.168.11.1~となっているのでそのままではホームネットワークの機器として認識されません。
ちなみにルーターはBUFFALOです。
おそらくBUFFALOのルーターであれば初期設定は192.168.11.1~となっていると思います。
ですので認識しない確率が高いです。
ただ、LAN内スキャンするとリストには出てくるのです。
でも認識しないです。気がつくまで悩みどころでした。
このままで問題ない環境の方はいいのですが、不都合のある方は次の手順でカメラのIPアドレスを変更する必要があります。

Wi-Fiでカメラ(IPCAM-***)に接続します。
次にブラウザでカメラにアクセスするために、アドレスバーにカメラのIPアドレスを入力します。
今回の例では192.168.1.88です。
そうするとカメラの設定画面が出てきます。
おそらく初期設定では言語が中国語になっているので中国語より英語の方がまだ分かるという人は右上からEnglishに変更した方が良いでしょう。

PC viewを押します。

左メニューの上の方、Settingを押します。

Networkを押します。
LAN Settings の IP Configration Type を Dynamic IP Addreess に変更します。
その下の DNS Configration Type を From DHCP Server に変更します。
変更が終わったら Apply を押します。

これでカメラのIPアドレス設定の変更が完了し、ルーターから割り振られたIPで動作する準備ができました。

次にカメラをホームネットワークに接続するための設定をします。
アプリCamHiのカメラ設定からWiFiを選びます。
WiFI管理を押すと近くのSSIDが表示されるので、自宅など接続したいSSIDを選びパスワードを入力しネットワークに接続します。

するとスマホとカメラのネットワーク接続が解除されるので、今度はスマホを先ほど設定したカメラと同じ自宅ネットワークなどに接続します。
そしてカメラがオンラインと認識されて映像の確認ができれば設定完了です。

これでネットワークカメラとして使えるようになりました。

PCアプリの画面

早速設置してみたいところですが、残念ながら屋外の設置場所からルーターまでWi-Fiの電波が届きませんでした。
ホームネットワークの環境を整えた後に設置したいと思います。


追記
Wi-Fi中継器を使用して現在設置完了

Wi-Fi防犯カメラの通信を無線LAN中継器RE450を使って改善 設置予定のIP無線防犯カメラの電波強度が、家のWi-Fiルーターまでの距離の都合で不安定で映像が記録されないという状況だったため、Wi...


とりあえず2階の窓から通りを映してみます。

なかなかの解像度です。
自動車のナンバーも漢字は無理そうですが数字はしっかり読み取れます。


追記
ICAMI CA-850C-Rを使用しNVRに記録した動画映像です。
音声は別カメラで記録したものです。

音声はこちらの記事で紹介したカメラで記録されたものを合成編集しました。

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と、ここである疑問が浮かびました。

インターネットからどうやってアクセスするんだ?

と思い、スマホのWiFiを切り、4Gにした後、アプリを起動してカメラにアクセスしてみると・・・

画像映るじゃん!
アクセスできるじゃん!!
てか、ウチのファイアウォール「ざる」かよっ!

とかちょっと焦ってしまったのですが・・・
そう、特にポート開放だとかなんだとかしなくてもアクセスできるんです!
これには驚きです。
多分「ファイアウォールが ”ざる” 」ということはないはずです。
詳しく説明できる知識が無いのですが、UPnPとかDDNSとかP2Pとかクラウドサーバーとか
“そういう技術と仕組み” があるというのは見聞きしているのでこういうものなのでしょう。
ただ、中国製だというのがやっぱりちょっと不安ですが・・・
とにかく簡単に外部からアクセスできる防犯カメラが設置できてしまうわけです。
技術の進歩は素晴らしいです。

そんなわけで、ネットワークカメラ導入をザックリ説明してみました。
防犯カメラ選びにおいて、ネットワークカメラは十分有りだと思いました。
特に自分で設置しようという場合とても簡単です。
良ければ参考にしてください。

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