【始まりのお話 後日談】 犯人と接近遭遇する

盗難被害の証拠確保と防犯のために設置した防犯カメラ。
犯人の撮影に成功してからは、防犯カメラの存在をアピールするようにステッカーも貼りました。
結論から言えば、その後盗難はありません。

その防犯カメラ、いろいろ映ってます。
事故の多い交差点なのですが、交通事故の瞬間とか、
早朝4時に玄関にティッシュを丸めて投げ捨てていく原付バイクのニーチャン(3回くらいあったかな)。
なんでウチ?何かした?
このニーチャン何とかしてやりたいけど今は無理だな、悔しいけど。

さて、盗難被害の後日談ですが、ちょっとした出来事が・・・

12月中旬

ママちゃんと二人、車で娘ちゃんの幼稚園に向かう途中・・・

!!
あーっ! あの女っ!
ママちゃん! あの女!あの女!

そう、見つけてしまったのです!
防犯カメラに映っていた人物を!

カメラに映っていた時と同じ服装、同じバッグ。
道路の左側を私たちの進行方向に歩いています。
つまり後姿。
それでも犯人だと確信しました。

速度を落とし、追い抜きつつ、目視で確認。
間違いなさそうです。

ママちゃん「なんか、すっごくおばさんじゃない?」
俺「・・・だな。20~30代くらいだと思ってたけど。」
「あれは50~60・・・とかだよ?」
「で・・・どうする!?」
「どうする・・・って・・・」
「例えば、写メ撮るとか・・・、いや、撮ってどうするとか考えてないけどさ・・・、時間は?」
「もうちょっと大丈夫。」
「とりあえず引き返そう。で、ママちゃん写真お願い!」
「え!?ちょ、ちょっと待ってよ! 私?」
「だって俺運転してるし。行くよ。」
「え~っ写真ってどうやるんだっけ・・・(ガラケーからスマホ買い替えたばかり)」
「・・・?あれ!?いなくなった!」
「え~、・・・あっ、○○○○(お店の名前)に行ったんじゃない?」
「あーそうかもな。」
「てゆーか、そろそろ行かないと時間が・・・」
「わかった、とりあえず先に送るよ。で、俺は○○○○行ってみる。」

ここから単独行動。
ママちゃんを降ろして引き返し、途中にあった店にいく。

・・・いた!

防犯カメラ映像

とりあえず映像を収めたいが・・・よし!
ケータイ(当時まだガラケー使用)の動画撮影を起動させ、追尾、そして追い越しと同時にケータイを反転させ、顔を撮影・・・できたか?
そして出口付近で待機し写真撮影。

後で確認したところ、どちらもかなりはっきり映っていた。

その後目標は駅方面に移動開始。
しばらく追ってみたが、残念ながらこちらも用事があったので中断。

もし時間に余裕があり、そして駅ではなく、住宅街に向かっていたならば、自宅を確認しその後警察に相談・・・ということもできたかもしれない。

帰宅後防犯カメラの映像を確認してみたが、当日は自宅前を通っていないようだ。
防犯カメラに気づき、警戒してその後ルートを変更した・・・のか?

ともかく設置した防犯カメラは、「防犯」の役目はしっかり果たしてくれている模様。

この時撮影した画像は、警察には出しませんでした。
警察行って「この人が犯人です!」とか言っても・・・ねえ・・・
どうするのが良かったのでしょうね?

この地域に住んでいる限り、きっといつかまた遭遇する日が来る・・・のかも。
その時は・・・どうしましょうね?